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花咲くころのTOTのレビュー・感想・評価

花咲くころ(2013年製作の映画)
3.7
‪戦火と戦火の合間、情勢不安の中で苛立ちを隠せない大人と子供、女性の抑圧、誘拐婚。
反発しながら慣習を受け入れざるを得ない少女がつらい。
フォローショットと固定カメラの連続の後、この感情の爆発を見ろと言わんばかりのダンスシーンの長回しに気概。
ただ少し、抑圧を対象として見すぎて、一般的な少女のビルディングスものに落ち着いてしまった気がして、も少しナラティブにするか、何か色が欲しい気もした。
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