1992年、独立し始めたジョージアのトビリシを舞台に荒れた家庭を生き抜く少女たちを描いていく社会派映画
色調は全体的に薄暗くまだ内戦の影が残る当時を表現している
家父長制が強く子供に選択権がほぼない…
ジョージアという、名前はよく聞くけど、ほとんど何も知らない国
なんとなく観光とか伝統が有名ではあるけど、想像以上に厳しい状況にびっくり
そのなかで、当然のように立ち上がってくる、社会の厳しさ
もうち…
ジョージア独立1991年。これは1993年の話。自由はないけど生活を保証してもらっていたソ連時代から国民感情が平穏になるまで30年はかかるだろうと言われていたそう。ここ最近だね。父親の罪は分からない…
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岩波ホール創立50周年記念作品だそうだ。かつて『放浪の画家ピロスマニ』『みかんの丘』などグルジア映画で感動させていただいたので御祝いの意を込めての鑑賞。他の映画館ではなかなかお目に掛…
日本では当たり前だと思っている
モラルや秩序はここでは通用しない
ルールのない世界でどう生きたら良いのか
守られた空間でしか生きたことのない私には
その過酷さがイメージできず
驚きの連続であった
…
ジョージア映画。誘拐された女性が強引な結婚を受け入れてしまう《略奪婚》のメンタリティが、都市化し荒廃したトビリシ郊外になお残る様に驚愕する。
配給行列の凄惨など、90年代ソ連末期の社会描写も見どこ…
旧ソ連から独立した後のジョージアが舞台。厳しい時代の中、美少女2人を主人公に家族、友情、思春期の心理、結婚、女性差別、古いしきたり等が描かれる。ジョージアの国を知る良い機会にはなるが、内容は説明不足…
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