信じる、諦めない、助け合う。定番のストーリー展開なのにどうしてこうも夢中になり惹かれてしまうのか…。キャラクターの”生きている感”はさすがのドリームワークス。見た目も性格もイメージとは異なったジャック・ランタン、イースターバニー（声優はヒュー・ジャックマン！）、サンタクロースらの魅力的なキャラクター達が、ガーディアンズとして力を合わせて悪夢をもたらす精霊から子供たちの夢を守る。王道だが、サンタでもサンドマンでもなく、厄介者扱いで中立の立場だったジャック・ランタンを主人公に据えた所が面白さを引き出している。作中登場する希望の光に満ちた地球儀を始め、幻想的な演出に感動を隠せない。私たちの住む地球もあんな風に可視化できたら…と想像してしまう程にアニメーション的表現が好みで夢に溢れた作品。
