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冬冬の夏休みのbennoのレビュー・感想・評価

冬冬の夏休み(1984年製作の映画)
4.1
ホウ・シャオシェン監督作品…初鑑賞…。

敬愛するエドワード・ヤン監督は彼の朋友であり、今作では子供の父親役で出演しています…。


台北の小学校を卒業した冬冬(トントン)…式典で流れる曲は ♬「仰げば尊し」…。

母が病気の為、夏休みは妹の婷婷(ティンティン)と共に田舎の祖父母の家で過ごすことに…。

冬冬と婷婷のひと夏の体験を描きます…。

医者である祖父はとても厳格ですが、冬冬は田舎の子供達とすぐに仲良くなり一緒に夏休みを愉しみます…一方、婷婷はなかなか仲間に入れてもらえません…。

私自身兄がひとりいるので小さい頃は兄の後をついて回っていた記憶が…婷婷に気持ちが入ってしまいます…頑張れ!! 婷婷!!

響き渡る蝉時雨…ジリジリ照りつける夏の陽光…稲穂が実る田んぼ…爆竹の音…川のせせらぎに鳥の囀り…贅沢な時間が流れます…そしてとても素朴な味わいを映像から感じます…。

また、かつて日本の統治時代の名残として、駅舎や民家は日本と中国の文化の融合…祖父母の家には畳の部屋もありノスタルジーを感じる空気感も漂います…。


  〜〜〜⚠︎以下ネタバレ含みます⚠︎〜〜〜









子供目線で描かれた作品で、特に年端もいかない婷婷の目線はとてもピュア…そして彼女同様に理屈や常識では行動が読めない存在の寒子…彼女は大人ですが、知能障害があるのです…。

うまく会話が通じない婷婷と寒子ですが…不思議と寄り添い合うふたりが優しくて愛おしい…慈しみあう母娘のよう…。

様々な出来事が起こりますが…大人たちは権威を振り翳し「見るな」としか言いません…。

寒子の妊娠と中絶…強盗事件の犯人…祖父と叔父の葛藤…

しかし、子供達は全てを見て、ありのままに受け入れます…その描き方がとても眩しくて素晴らしい…。

彼らにとってのこのひと夏の体験はキラキラした掛け替えのない宝物…。

そして父親(エドワード・ヤン)が迎えに…郷愁を感じる♬「赤とんぼ」…

  もうすぐ夏が終わろうとしています…🍂



thanks to; レネリーさ〰︎ん ઇଓ ☆¸¸ .•*★.༺



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       _ 暫く夏休みに入りますꔛ‬♡
   ∧∞∧ / | コメリプが遅れる場合
 _/(。・ω・。)/ | もありますっს
!/ .} ̄ ̄ ̄ ☆ / (>ㅁ<` )ゴメチャイっს
i\_}/ ̄|__/≡=
  ` ̄ ̄~☆ 皆様にはご迷惑を
      ~☆ お掛けしますが…
Je pars ~☆ (*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾ヨロシクオネガイシマスꕤ
 en vacances   ~☆
en Floride!!    ~☆
À bientôt!! ( * ́꒳`*)੭)) ~☆

*ത♥.°*ത♥.°*ത♥.°*ത♥.°*ത♥.°‪*ത♥.°*ത♥.°*ത

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