このレビューはネタバレを含みます
1年に1日、12時間だけ殺人を含む全ての犯罪が全国民に許可される日、通称パージ。
この法のお陰で平時の犯罪率は大幅に低下、皆パージの日の為に犯罪を控えているからと思われる。
パージに備えた防犯設備の販売で財を成した一家のお話。
いや、息子が全部わるくない…？
娘の彼氏は脅すために銃を持ってたらしいけど結果先に撃ってくるし、嫁も協力したかと思いきややっぱやめるし、家族守りたいの父ちゃんだけじゃん。可哀想。
何もしなければ家族全員が死ぬかもしれない、と言う意識が低すぎる。
結果的に息子が勝手に招いた黒人に助けられるけど、そもそも黒人を家に入れてなければ家は安全で隣人も攻めて来なかったんじゃないかと思うと。
稼ぎ頭である父は死んだし、この家維持できるのか？パージ中の死亡は勿論保険なんてないだろうし。
息子もそのうち、親の金で色々してた時代を思い出して後悔したりするんだろうか。
倫理観を教えるって難しいよなあ。
