ニシノユキヒコと男の名が付いている割に、この作品は女性向きの映画。
ほとんどファンタジーのようなお話であるのは、冒頭からニシノユキヒコが幽霊としての存在であることで分かる。
そこから過去に遡り、ニシノユキヒコの恋愛遍歴が描かれる。
竹野内豊が演じていることからも女性にモテモテなのだが、このニシノユキヒコという男は決まって相手からフラれる立場に。
尾野真千子や本田翼、成海璃子などの美女が次々出て来るので目の保養は結構だ。
でもそれが物語の軽さとは付き合わない。
どの恋愛も薄いと感じられるのは女性が原作だからかな。