蛇らい

X-MEN:フューチャー&パストの蛇らいのレビュー・感想・評価

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)
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ここに来て気づいたけどX-MENシリーズ苦手。数打ってる割に進展ないし、ミュータントにまったく感情移入できない。

ミュータントはマイノリティのメタファーのつもりなのかもしれないが、マイノリティのひとたちはそもそもそんなひどい行いをしない。ミュータントは完全に人間の安全を脅かしてる存在でしかない。

地球に脅威が来てるわけでもないのに、身内同士で勝手に戦い合って犠牲者を出す自己中集団。自らは特別な存在だと間違ったプライドを持ち、共存する道を切り開こうとしない。今のところ完全に地球の癌でしかない。人間のたちのミュータント排除論の方が正論に聞こえるという皮肉。

プロフェッサーXとかいう無能なおじいちゃんがいつまでもリーダーの座を譲らないので、マグニートーがやりたい放題。そもそもミュータントが追いやられてる原因はこの二人だからね。

ミュータントのこれからを引っ張って行くような、若い世代がまったく育っていないのも、このおじいちゃんのせい。あのミュータントスクールみたいな場所の描写って座学ばかりで実戦形式の授業してる描写ってほぼないと思う。千差万別の能力を持っている生徒に対して、教師の数と持っている能力のバリエーションが比例していない。生徒と同じ能力を持っていない教師が教えられることってなんなんですかね。革命を起こせるとしたら、あそこに通っていない野良のミュータントしかいない。

今のシリーズを駆け足で切り上げて、いち早くMCUに合流してほしい。そしておもしろいコンテンツに返り咲いてくれ。せっかくここまで物語を辿って来たので、残りも無理やり観ます。
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