ぶちょおファンク

STAND BY ME ドラえもんのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★1.5 終盤★2

3DCGアニメのドラえもん劇場版。
最初に断っておくと自分は手塚治虫派で、
ふたりでひとりの“藤子不二雄”だったのに
いつの間にかFだAだとの違いを表したかたにあまり興味はない。

良い点
◯髪の毛や畳、ドラえもんのスズなんかの質感がスゴい!
◯出木杉くんが出来すぎなキャラ!(笑
◯序盤は相変わらずドラえもん頼みのクズのび太にイライラしたけど、出木杉くんの発言に発奮して自力でがんばる展開は良い。
◯秦坊の主題歌。


残念な点
●ジャイ子と結婚すると子孫まで不幸(貧乏)が続くから…ってのが酷すぎる。
多分漫画でもそうなんでしょうけど自分なら少なくとものび太の結婚相手はずっと“謎”にする。
●この物語の主人公はあくまでも“現在ののび太”である。
しかし“雪山での人生最大のピンチ”を乗り越えられたのは“未来ののび太”の助けがあったからで、
確かに未来に行った現在ののび太の機転で未来ののび太は助けに行けたけど、
ここは現在ののび太がドラえもんの助けも借りず乗り切って欲しかった。
●しずかちゃん結婚前夜、
ヒトの気持ちまで道具に頼り操り(きっかけを作り)感動させる展開が良いとは思えない。
●最後のエピソードって
アメトーク・ドラえもん芸人で知ったけど原作にあるらしいから新鮮味がなかった。
●劇場版の良さ、冒険活劇ではないのは残念。

☆総評
おとなになりドラえもんを全否定するようになってしまったけど、
こんなオレでもこどもの頃はドラえもんを全肯定しなんの疑いもなく楽しんでいた。
なので今のこどもが今のドラえもんを観て楽しめるのであれば良いんじゃないでしょうか!? 

後発のルパンを最近観ましたが、
山崎貴さんってかたに日本の有名漫画キャラを任せるのが多いのは大丈夫なんだろうか…?
不安と日本映画界の情けなさにドラ泣きしそう。。。

2020年257本目