佐藤でした

トランスフォーマー/ロストエイジの佐藤でしたのレビュー・感想・評価

3.0
ディセプティコンとの戦いから5年。テキサス州でしがない廃品回収業を営む発明家のケイドは、古い映画館の片付けを頼まれた際、トラックを発見。それを自宅に持ち帰り、さっそく解体しようとした所、それは人間から追われ仮死状態にあったオプティマスだと知る。
そこへ通報を受けた秘密機関KSIがケイドの家に乗り込んで来るが、娘テッサのボーイフレンドであるシェーンのおかげで一家はなんとか逃げることに成功。追われる身となったケイド達はオプティマスと共に行動することに…!

とかいうストーリーは正直どうでもいい(のに)大人気の「トランスフォーマー」シリーズ第4作。わたしの唯一楽しいと思えるアクション映画ですw

トランスフォームする瞬間とか巻き戻してスロー再生してみたりするから165分より時間をかけて見てしまうw

いくら派手に変形しようとも、がんばって関節を畳めばぜったい車一台に収まるからね。タカラトミーさんはすごいよね。そこから最新の映像技術を駆使してここまで発展させたマイケル・ベイさんもすごい。

話のテーマには「人間の愚かさ」が一つある。KSIというテクノロジー企業では、人工のトランスフォーマーを製造している。ディセプティコンもオートボットも見分けられんような奴らが、彼らを科学技術発展のための「資源」かのように扱う様子が腹立たしい。ちゃうねん、金属生命体やねん。犬、猫、地球人、火星人、トランスフォーマーやん。

とは言え、またもやアクションシーンが長すぎて、主人公がなんのために戦って、何に正義を燃やしているのか、よくわからないことになってくる終盤。あることに気付く。

マイケル・ベイ監督、結末が悲しすぎた「アルマゲドン」の補修作業を今更しようとしてるやん!
お父さんと、娘と、娘のボーイフレンドっていうあの三角関係がここで和解し、よかったね!末永くお幸せにやん!
佐藤でした

佐藤でした