<2014/8/13 シネマサンシャイン平和島(4DX)>
個人的には待ちに待ったトランスフォーマー最新作。
前作で少しストーリーを凝ったためか、うってかわってベイ監督、「入れたいもの全部いれるわ！」と潔く決めたかのようなベイ節のシーンの連続。物語はそっちのけ、カーチェイス、大爆発、スパイ大作戦、宇宙船探索、空中戦、恐竜、タイマンバトル……ともう見せ場の応酬で、今までのトランスフォーマーというかベイ作品総集編みたいになってる。入れすぎて、1シーン1シーンが目立たないくらい……(笑) そういうのを楽しみにしてる人からしたらきっと最高です(自分もそうでした)。
トランスフォーマーたちに関しては、「4年間人間たちに追われていた」という設定のためか、今まで以上に口が悪く、人間臭い(笑) そのため、なかなか容赦ないので人間に躊躇せず真っ正面からビルに突入したり、人間逃げてるなかどや顔で恐竜に乗って参上！とかしてるけど、まぁベイ作品好きにはそんなこと気になりませんよね！(笑)
個人的には唯一残念なことはオートボットのデザインが少し変わったこと。特にオプティマスはもうどうやって変形してるのかわからなくて、トランスフォーマー感があんまりなくなってる……。また、個人的に前作までの印象として「オートボット=乗り物パーツ付ガンダム風」「ディセプティコン=宇宙生命体ロボットなエヴァ風」と勝手に思ってたいたけれど、今作はオートボットもけっこう宇宙生命体感な感じで、戦闘シーンの差が見辛くなったのもちょっと残念。
新たな3部作の初めとして不安もあったけど、見てみればいつも以上なベイ作品でした。なにも考えずに、ただただ「すげぇぇ！」「かっけぇぇ！」と思える、素晴らしい作品。
