色々と、監督にも役者陣にも迷いが感じられる作品でした。
ルパンらしくしたい&映画の独自性を出したい…。
解るのですが、結果としてルパンとしても映画としても中途半端です。
ストーリー自体は、ルパン一家の出会いと、TVスペシャル版でありがちな、ルパン一家が廻し役に回ってゲストキャラが活躍する話を合わせていますが、正直、一発目なので、ルパン一家の出会いに絞り込んだ方が、良かったのではないかと思いました。
また、演出で駄目だったところは、ルパンの泥棒としての技術の高さを見せられていない点です。
せっかく、脚本上では、ラストでハイテクのセキュリティをくぐり抜けた後で、旧式の巨大な金庫を開けなければいけない、という見せ場が用意されていたのに、そこはあっさり。こここそ、見せ場でしょ！勿体無い、解ってないぜ！
各キャラクターの役者陣ですが、とにかくルパンとして見ると厳しいです。全体的に若さからくる説得力の無さ。それと、こ綺麗過ぎますね！
時間なくなりました。続きは後ほど。
