肝の据わった死に戻り
トム・クルーズ主演の一種のタイムリープSFアクションです。
ヒロインや、主人公の設定、世界観など見慣れた人にはなんとなくわかるこの日本っぽさ。
それもそのはず原作は日本のラノベです。思いっきり書いてありますしね。
タイムリープ物は数あれど、本作は異星人が侵略のために起こす意図的なタイムリープに巻き込まれた主人公が死ぬたびに時間逆行するというちょっと変わった遡り方。
似たような遡り方のものがラノベの『Re:ゼロから始める異世界生活』という作品で観られますが、あちらは死ぬことに恐怖を抱き死なないようにする一方、こちらはもう精神がタフ。
経験積むために、むしろバンバン死んでいきます。
その様はまるでデモンズソウル等の死にゲーに近いですね。
精神的な成長がマッハで映画の尺で終わるサクサクさが観ていてテンポが良く、優れたアクションやSFの世界観によってより見ごたえのあるものになっています。
割とライトなSFとしておすすめしやすいですね。
しかしなんでしょうね、装備や世界観の日本感。
ハリウッド実写化とはいえ、なんとなく漂ってくるものがあるんですよねぇ