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オール・ユー・ニード・イズ・キルのsoumaのレビュー・感想・評価

3.0
『一体今は何度目なの?』

日本のSFラノベをハリウッドで実写化。
小説は読んでないけど
小畑さんの漫画版で本作ファンに。
漫画版は小説版とかなり近いらしいのでほぼ原作ファンだと思う。

本作がハリウッドで
しかもトム・クルーズ&エミリー・ブラントという
超豪華キャストで実写化が決まったときは
それはもうテンションが上がったよね。

ただ、やっぱりタイムリープ設定以外は
結構変更されていたね。

映画版はよく言えば
ハリウッド映画の王道で万人受けする作品に。
悪く言えば
なんとも無難な作品になってしまったかなと。


もちろん、トムがケイジ役をやる時点で
年齢がだいぶ違うし
ケイジの設定変更はある程度予想できた。
序盤や最終作戦までの過程は
原作と違っていても面白かったと思う。

でも、やっぱり
ラストシーンは原作のが圧倒的に好きだな。
というか、映画版のラストでは
「All you need is kill」ではないと思うんだよね。
原作のラストはまさにこのタイトルの意味が理解できるうえ
衝撃的な内容になっているのが本作を好きになった理由だし。

まぁ、だからこそ
原題を「Edge of Tomorrow」に変更したのかもしれないが。


タイトルの意味を理解したい人は、ぜひ原作を読んでほしい。
漫画なら2冊しかないのでオススメ。


*映画版のラストについては、コメント欄に
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