LGBTであるとか、障害があるとか、そんな偏見で物事を決めるのは、それらに関わりのない人間達だ。
心無いポールの元上司や裁判官らに、彼らのことを何も知らないくせに！と暴言を吐きたくなったが、何も知らないからこそ、己の偏見のみで彼らを否定したんだなと。
私は彼らの物語を垣間見ることができたから彼らとともに怒り、泣くことができた。が、そうでなければ、同じ気持ちになれただろうか。100%そうだとは、自信を持って言えない。
LGBTの人達には同様の権利がないというのはこういうことなんだと実感をもって知ることができた。人類皆平等なんて聞いて呆れる。世の中はあらゆる差別、偏見、不平等なことで溢れている。
知らないことは、怖い。要らぬ偏見を生む。私達は知らなければならない。改めてそう思った。
