ちろる

チョコレートドーナツのちろるのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
5.0
こんなにまで魂のこもった映画ってあるんだなということにまず心を打たれました。

テーマはマイノリティーへの差別とそのことによる悲劇。
決して派手ではない作りですが、無駄なシーンは一つもなく作品の構成も素晴らしい。

街の片隅で、見ようとしなければ見過ごしてしまうようなことに深くて、重要な事が隠されている。
アメリカにはびこる差別の問題だけど、世界中のみんなが観るべきだと私は思う。

決してお涙頂戴の作りではないけれど、思い出すだけで、また泣けてくる。

気迫と魂のこもったとにかくすばらしい作品でした。
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