ねずねこ

チョコレートドーナツのねずねこのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.5
泣ける。泣きたい人は見るべき。
考えさせられるヒューマンドラマ。

This is a discrimination という台詞でハッとした。
それまで、同性愛だから可哀想だけどこれが現実だよなあと思っていた。
確かに現実なのだけど、これは紛れもない差別であるということに、あの台詞があるまで気付けなかった。
きっと、社会的弱者でない人は、無意識なり意識的になり差別をしてしまっているのかもしれない。
無意識の差別って怖い。悪意がないから余計に怖いと思う。

正義なんてない、という言葉にもぐっと来た。
正義とは…? 永遠の課題だと思う。
人によって正義って違いますし。
視点を変えた物語であったら、また別の正義が生まれると思うしね。
大切なのは、自分に素直でいること、なのかなあ。
そのために戦う。
それが正しいのか分からないけれど。

役者1.0
脚本1.0
演出0.7
音楽0.8
好み1.0
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