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チョコレートドーナツのurukaliのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.0
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教育によい環境ってなんだろうか。
最近社会での取り上げられ方がひときわ大きくなった様に感じるLGBTについてだけど、映画においてひとつのカテゴリとして成り立ちつつあることに若干の窮屈さがある。
なんかこう、まためんどうなものが一つ増えてしまったな…みたいな。

序盤車でイチャついてる場面で警察見つかりそうになってやべーやべーってしてるシーンあったけど、アレってだめなのか。公然猥褻的なモノに問われちゃうの?
舞台が1979年って約40年前、ゲイだとか女装だとかに対してまだまだ風当たりの強い時代があって、少しずつ生き方が多様化してきてるのかなって中で生きてきた私には、理不尽に感じられる展開が多くあったけどそれが「普通」だったんだよなあと。
誰だって自分に起こる物語にはハッピーエンドを望むでしょう。
みんながハッピーエンドになれるといいです。
映画のエンディングは唐突だったので実話ものかと思ったらそうなんですね。どこまでが実話なのかはちょっとわからないけど、世界がもう少しでも互いに優しくなるといいなと思わずにはいられません。
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