リチャード・バックマンことスティーブン・キングの小説「死のロングウォーク」と「バトルランナー」を足して2で割ったような、所謂走る『バトル・ロワイヤル』みたいな話なんですけどもね。
しょーもない話なんですが、おおまかなあらすじ自体は個人的にそれ程嫌いなプロットでもありません。
当然脱落者はビシバシ逝っちゃうわけですが、結構エゲツない感じで画面からどんどん消し去ります。
そこら辺は最後に生き残るのが誰か分からなくする手法として、ありがちですがアリだと思います。
『CUBE』みたいで。
ひょっとして意外な奴が…と思わせる展開であります。
オチそのものも嫌いじゃないんですが、問題はそれを考えると選抜された80人の選択理由との整合性が「コレ意味無くね」と。
仲間と家飲みなんかする時に、先にホストが観ておいて、「オチの予想クイズ」なんかに使うと面白い映画だと思います。
