このレビューはネタバレを含みます
観ていなかったジュラシックシリーズを観ています。
シリーズの中で一番好きです。
ホテルの窓から見たジュラシックパークの景色、初回から圧倒されパークの中もどれもこれもがドキドキ、ワクワク。
観ているだけで自分もパークにいるような楽しさを味わえました。
作られているすべてが魅力的で興奮しっぱなしです。
私もこんな恐竜のパークがあったら行きたい。
でも、生き物をこんな風に扱うのは違うという思いもある。
その両面を持っているなんて、生き物に失礼だなと感じさせてくれる。
初めの方は兄と叔母にイライラ。
でも、どんどんたくましくなっていく。
お兄ちゃんの弟への思い、いいですね。
そして、オーウェン。
かっこよすぎる。
恐竜と人をリスペクトし合っている。
だからこそ、ラプトルと関係を築いている。
ラプトルが話してくれてるところ、戦うところ、すごく良かったです。
最後にお互い見合ってから別れるとき、側まで来なかった、行かなかったのは、生き物は人の言うなりではない、尊敬し合う関係だけど、そこは一歩入ってはいけないところと、勝手にですが伝えてもらったように感じます。
なんだかんだ水の中の生き物が一番怖かったような気がする。
そしてシッターさん可哀想。
あんな最後じゃなくても良かったんじゃないかな…
これも生き物の怖さということなのか。
恐竜の世界。
恐竜と人。
人と人。
人とお金。
様々なテーマがあったのに内容はバラバラしないで、とても充実して観ることができました。
大満足です。
最後の終わり方
オーウェンと叔母がキスをしないところ
恐竜が叫んでシーンが終わるところ
壮大なスケールの景色が映るところ
何もかもが好きな終わり方です。
終わり方を無理やりまとめようとしすぎないスピルバーグ監督が好きです。
スピルバーグ監督の世界観に気持ち良く引きずり込まれて見終わりました。