「えび反り」斬られ役者、福本清三さん、この方に主演で映画を作ってくれた京都市と業界の愛と熱意、寄付をしてくれた方々に感謝でそれだけで感動。
もはやストーリー云々ではなく、フィクションを加えた福本さんのドキュメンタリー記録映画。
時代劇は主に役者で引かれ観ます。ストーリーによっては役者に引かれずとも観ます。
まだ太秦には観光でもエキストラでも行けてませんが、一度は行きたい。
まだ映画ドラマが全盛だった頃の30年ひと昔、エキストラ事務所の先輩に聞いた話し。都内近郊の事務所から交通費、宿泊費が出て太秦まで時々エキストラの仕事があった…と、なんて羨ましい。
今ではエキストラ業界は予算が渋られ、最低賃金なんて夢の夢。
始発から1日働き交通費込みで3000円なんてザラ。赤字もある。弁当無しなんてのも増えてきた。
もっと過酷なのはスタッフ。
役者より、エキストラより、朝早くから夜遅く迄働く。
華やかな役者の後ろには、そんな安い賃金で頑張っているスタッフとエキストラがいる事を少しだけ知ってもらえたら嬉しい。
ま、そんな所までは描いてないけどね、この映画。