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太秦ライムライトのMKのレビュー・感想・評価

太秦ライムライト(2013年製作の映画)
4.0
斬られ続けた福本清三さんに脚光を当てた映画?
図らずも涙が溢れた。
いい映画だったな…。
オリジナルのライムライトも大好きだけど、チャップリンのように脚光を浴びることのなかった俳優の散り際というか引き際というのか、あまりにも格好良すぎて中盤から泣けてきた。
日陰者、あってこそのスター。
夜な夜なスターを照らすのは夜には見えることのない太陽。
控えめできっちりと仕事をする。
燻し銀の燻んだ光は眩しくも潔かった。
ラストシーン、何故かもうしばらく観ていたかったな。
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