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プールサイド・デイズのnozomiのレビュー・感想・評価

プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)
3.8

冴えない根暗な少年が、ひと夏の出会いと経験から成長するストーリー。

14歳の少年のダンカンは、両親が離婚し現在は母のパムと共に暮らしているが、ダンカンに厳しく接する母の恋人のトレントとの関係に悩んでいた。

トレントも離婚歴があり、娘が1人いる。その年の夏は、トレントと娘、パムとダンカンの4人で、トレントの別荘で過ごすことになったが、ダンカンはトレント一家とうまく馴染めない。

別荘にいたくない一心で、1人で町をぶらついていたダンカンは、オーウェンというデタラメな男に出会う。

町にあるウォーターパークでオーウェンと再び出会ったダンカン。彼はこの施設の監視員をしていて、ダンカンをウォーターパークでアルバイトをしないかと誘うのだった。

「ファミリー・ツリー」の脚本を手掛けたナット・ファクソンとジム・ラッシュが、監督と脚本を務めた。

2013年に製作された映画だそうだけど、ひと昔前の2000年代の映画みたいな雰囲気が漂う映画。なんでだろうって思ったけど、ちょっとだけ「The O.C.」に似てるんだよね。海とか、青春モノってところだけだけど。

オーウェンとの友情のストーリーも良いけど、個人的にダンカンが浮気をしたトレントから母のパムを庇ったシーンが好きでした。少し前の彼だったらそんなことできなかっただろうから、ダンカンの成長にちょっと感動。

夏前にまた観たいな。
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