つるみん

インサイド・ヘッドのつるみんのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
4.0
ディズニーは本当に失敗がないですね。(※本作品はピクサー社製作です。)
もともとウォルト・ディズニーは対象物を自分の手で完全に操りたいという欲があったようですね。そこでアニメーションという映画媒体の中で最も製作者の統制のきく手法を取った訳です。撮影現場の物理的状況、天候、天災などといった現実的制約を一切受けることがないですから。彼にとっては理想の製作方法だったのでしょう。さらに漫画映画に世界で初めて音と色彩を加えたのはディズニーなのです。そして誰もが好むようなキャラクターの愛くるしい姿に観客は既にディズニーによって操られているのです。

もちろん2015年に公開された本作品はウォルト・ディズニーが描いた作品ではありません。しかしディズニーが理想としていた形はいまでも受け継がれているのだなとただただ関心しました。操るという意味で人間の頭の中が舞台となる本作品はまさに傑作と言えるでしょう。(※本作品はピクサー社製作です)

さてピクサー社ですがお久しぶりといった感じですね。〝アナ雪〟や〝ベイマックス〟、実写の〝シンデレラ〟などの存在感が大きすぎて…。なんと2013年の〝モンスターズ・ユニバーシティ〟以来のピクサー社製作映画です。

内容はライリーという女の子の脳内にいる感情たちが主人公です。ものすごい発想ですよね!もちろん脳内にいる様々な感情達はそれぞれ役割を果たしていくのですが、もしこれがバイト制ならば〝喜び〟の子がめっちゃ働いているので、あの子だけ時給上げたい。かなり上げたい。それほど頑張っていました。

毎度のようにアニメーションの完成度は高く、子供も楽しめるよう明るいタッチの色が多い印象でした。そして細部までこだわるのがディズニーピクサーアニメーションの凄いところ。〝トイストーリー3〟の舞台となったサニーサイド保育園も一瞬映りましたよ!!〝ファインディグ・ニモ〟の箱も!!なんだかヒッチコックの〝めまい〟のようなポスターも発見しました!(関係ないかな?笑)
間違い探しの絵本ではないけれど細部までしっかり観ておけば発見がたくさんあります!(※アナ雪は豪華でした。)
是非皆さんも探してみて下さい。