このレビューはネタバレを含みます
ピクサーをコンプリートします!キャラクターデザインといい内容といい2015年の映画感が全くない。
映像こそ『ライオン・キング』の近代版といった美麗さで素晴らしいが、内容はシンプルゆえ主人公と父、ヴィラン役のトリオなどはスカーポジションがいないことによる魅力不足で全体的にライオン・キングの焼き増し感が上回ってしまい物足りない。落ちたり岩にぶつかって気絶したり、場面が進む展開のパターンがやたら同じに見えるのも気になった。
序盤とラストがつまらないのもなあ…。特に序盤があの情報量なら80分くらいでもできたんじゃないかと。
魅力的なキャラクターを多数作り上げなければいけず、場面を重ね合わせるエモ演出も多用すると萎えてしまう難しさと、多少のハードさや尖りの必要性を再認識できた。
恐竜を擬人化し人間を獣のように逆転して描く設定は面白い。
アーロ家がちゃんといい一家なのがとてもいい。やんちゃなバック、器用なリビー、小さいアーロがそれぞれ"個性"に留まっており、両親も仲睦まじく優しくて良かった。リビーがありえんくらい影薄いけど。
スポットと家族に円を描くシーンは良かった。ハイになるシーンがピクサーと思えないくらい異常で面白かった。
映像:=======S
脚本:====C
編集:=====B
俳優:=====B
人物:====C
音楽:=====B
音響:====C
【MVP】アーロと少年