HidekiAndo

マッドマックス 怒りのデス・ロードのHidekiAndoのレビュー・感想・評価

5.0
公開初日に3D IMAX 、その後2D(WALD 9) 、そして2016年3月7日に4DX (ユナイテッド豊洲)でそれぞれ鑑賞しました。
映画館で3回、同じ作品を観たのは、初めてです。

なぜこれだけ惹き付けられたかを、3回目を観終わって思ったのは、それぞれの『愛』がしっかり描かれているからでは、という事です。
ただのアクション映画だったら、ここまで自分はハマらなかったんじゃないかな、と。

イモータン・ジョーの『息子への偏愛』、ケイパブルとニュークスとの『親子的な愛』、ワイブス達の『女子的な愛』、そしてマックスとフュリオサとの『信頼、尊敬をベースにした愛』、それぞれの『愛』がそれぞれの行動理由でありながら、劇中ではどれも成就しない、でも物語としては『希望』に溢れたエンディングを迎える。

それらが根底にありながら、ハンパないアクションシーン、前シリーズのオマージュを思わせるシーンの数々が、全編に渡って散りばめられてるんですから、面白くない訳がないんです。
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