役目を失い廃棄された家電たちの、寂しくもほっこり温かい絵本のような映画でした。
テレビに顔をつけるなら絶対正面の画面側だと思うのですが、この作品のテレビくんは側面に顔がついています。
なんで横なんだろうと思っていると、中盤でなるほどそういう事か!とすごく腑に落ちたともに、すごく悲しくなりました。
結局、人のことを1番目立つアイデンティティだけで認識していて、他の部分には目を向けようとすらしていなかったんだな、と少し反省です…。
自分で思う自分の役割と、他者から見た役割は違っていることも多々あるし、自分のアイデンティティがわからなくなった時は場所を変えれば居場所はあるかもしれない。
ものが捨てられなくなっちゃうな〜