このレビューはネタバレを含みます
思った以上に「映画」だった。
TVシリーズ鑑賞後すぐに見たが、よくあのTVシリーズの方向性からこの作品を描こうとしたなと関心した。それどころかよく見るとTVシリーズがこの映画の壮大な布石になっている事も素晴らしい。
変わることをTVシリーズではある意味拒んだ展開からの、あの人となら変わっていけるということを気づいていく劇場版。やはりTVシリーズを最初に見ておいて正解だった。
そして映画の中で一人不遇なみどり。彼女のある種の報われなさも同時にさり気なく描いていることも良かった。多分みどりってレズだよね。
以上べた褒めしたが、劇中臭い描写や現実ではありえないほど無垢で純情すぎる展開がてんこ盛りだ。見てる方が顔真っ赤になるレベルかも知れない。ただ、こういうのが実写ほど臭く感じられないところがアニメのいいところでは無いかと思う。
そう思っている自分は立派なアニオタなんだろうが(笑)