てるる

MONSTERZ モンスターズのてるるのレビュー・感想・評価

MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)
2.0
オリジナルの「超能力者」を観直したので、ついでにコレも1.5倍速で。
公開時、劇場で観て後悔したけど、改めて観直してやっぱダメだこりゃ。

とはいえ、序盤は普通に面白い。
更にはオリジナルより話を膨らませて、主人公の過去を描いてたのも良い点。

ただ、地図マニアという謎設定を追加。
それが何かストーリーに関連するかと言えば全く関係ない。

そして段々とツッコミどころ満載のストーリー改変やら演出やらが増えてきてどうにもならん。

おそらく監督は最後の劇場のアレをやりたくて赤ちゃんエピソードなんかを中盤に持ってきたんだろうけど。
おかげでとにかく中盤がグダグダ。

ラストもオリジナルとは違うけど、あれが良かったとは言い難い。

ついでに松重豊と藤井美菜演じる刑事2人の新キャラも必要性を感じない。
なんなら警察全体が色々バカすぎる。

あと1番のダメポイントはオリジナルの外国人2人を変なオタクとオカマちゃんに変えたこと。
この2人が全体的にスベってる。
オタク役が今をときめく中野太賀だった。

オリジナル版観てるとキャスティングも微妙だと感じた。
カン・ドンウォンが爬虫類系の顔なので綾野剛が良かったと思う。

木村多江だけはハマってた。
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