フッカー

まほろ駅前狂騒曲のフッカーのレビュー・感想・評価

まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)
3.6
まほろの続き~♪

便利屋として事件と共に二人の空気・現在が描かれるのは前作のポイントで、
今作では二人の過去に重点が置かれる。
街の中の人達の、何気なく潜んだ問題を解決するっていう便利屋の物語としては前作のが好き。
その分キャラクターに踏み込んだね~

多田のもとに行天が転がり込んではや三年。どことない信頼を通わせている二人は、ある女の子を引き取ることになった一件から踏み込んだものに。

お互い触れていなかった過去に触れていく。
コメディタッチはちょい少な目。
だけど、タバコの火で悪戯するとこ笑えたw

「ボッーーー!!!お前騙したな!!!
ちょっと眉毛燃えたんだけど‼」
「ハハハッ」

この行天のどこか嘲るような笑い方いい。目は笑ってないとか言われるのよく分かるけど笑

「タバコある?」
ボシューー!!
「引っ掛かったな」
「目が熱かった」

終盤今までのまほろで出会った人達がバスで交錯する展開は無理くりだけど好き。
おじいちゃん軍団バスにむきになりすぎ笑

再度冬を越えて、二人の軽トラが桜並木の中、走り去っていく締め方好きだなあ(*´ω`*)