まだ女性に参政権が与えられて無い1912年の英国。デモ活動にのめり込むうちに、その代償として仕事も家庭も失っていくが…
主役のモード・ワッツが友人の代役で勤めた公聴会で自分の生い立ちを語る場面は重みがありました。7歳からずっと同じ場所で24歳まで働き続けるって現代では想像し難いですよね…
そのモード役のキャリーマリガンは清楚な凛々しさがあって演技もとてもよかったです。活動もやめられないし家族も捨てたくない。そんな板挟みの感情の演技が凄く胸を打たれました
活動家団体のリーダー役がメリル・ストリープだったのですが、彼女の存在感と演説も迫力あったなぁ。ゴールデングローブ賞の時のスピーチと重なるし、反権力への活動家イメージが凄く嵌まりますね