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ラブ&ピースのno6clubのレビュー・感想・評価

ラブ&ピース(2015年製作の映画)
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シン・ゴジラをみてからというもの、長谷川博己に興奮を覚える体になってしまったのでとても最高な映画でした。面白いですね~。園子温ってこんなハートフルな作品作るんだ…関係ないけど乙一には「白乙一」、「黒乙一」と作品の雰囲気分かれるけど、同じ感じでこれは「白園子温」だ!となった。
良一の頭の中のものをそのまま具現化したみたいな部屋がすっごく良いなあと思った。あんなのに囲まれたらそりゃ他との関わりとかなんてどうでもよくなるな。殻にこもって。おじいちゃまの秘密やばすぎやろ…2つの話が同時進行してる感じの映画だからおもちゃたちのほうに気持ち全部持ってったらかなりガバ泣きしてたと思う。サンタクロースが輪廻転生を表現するの斬新すぎ…。
そして、エログロ一切なし、血が一滴もでないしキスシーンすらないのにやっぱり園子温 テーマが無邪気で痛烈な社会風刺だった。「ピカドンお前を忘れない。忘れることなどできないんだ。」とんでもない怒りの歌詞にもとれるもんね。長谷川博己の歌さすがにめちゃくちゃ良すぎじゃない?って調べたら元々舞台の役者さんなのか…それであの声量。銀杏BOYZ歌ってほしい。ラブ&ピースっていうタイトルも良い。平和のピースだし部品のピースだし。良一のクソデカ恋心が暴走するお話。
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