ともぞう

猿の惑星:新世紀(ライジング)のともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

猿の惑星リブート版3部作の第2弾。
アクションというよりもヒューマンもの。人間と猿の双方に大局的に考え、戦争を避けようとするリーダーがいるにも関わらず、猜疑心が強く好戦的な者に引っ張られ、戦争が始まってしまう。人間の愚かさを深く感じさせられる。もはや、戦争が不可避になってしまったラスト、シーザーの諦めと覚悟の表情が何とも言えない。

〈あらすじ〉
自らが生み出したウイルスによって、人類の90%が死滅した2020年代の地球。サンフランシスコでは、かろうじて生存している人類と驚異的な遺伝子進化を遂げ、知能と言語を手に入れ、独自の文明を築きつつあった猿たちのコミュニティーがゴールデンゲートブリッジを挟んで存在していた。人類のコミュニティーでは、衰退を食い止めるためにも、猿たちと対話すべきだとする者、再び人類が地球を支配するべきだとする者たちが、それぞれの考えに従って動き出す。一方、猿の群れの中心にいるのは、薬物の投与により高い知能を得たチンパンジーのシーザー(アンディ・サーキス)で、人類と接触しようとせずに文明を構築していたが、ついにアクションを起こす。
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