まぁ、何というか評判通りの駄作ですね。
元々ウォシャウスキーには期待もしていないので裏切られた感はありませんけど、“マトリックス”の栄光はもうありませんね。
もっとも、“マトリックス”自体も回を重ねる毎につまらなくなりましたけど。
今作、簡単に言うと御家騒動。
ロシア系のアメリカ人でシカゴ在住の貧乏な恋愛下手の美女が実は宇宙を支配する王朝の後継者だったと言うお伽話なんですね。
ある日、謎の生物から襲われた所を謎の男に助けられて真相を知るのですが、その男曰く、「知的生命体は自分達だけ」とか「宇宙にはいくつの惑星があると思う」とか言われるのですがお前こそなんで、狼と人間の混合種やねん。
しかも、翼があるってどんな設定やねん。
他にも広いんだか狭いんだかよく分からん世界観が散りばめられてまして、失笑です。
制作費が莫大なので、CGなんかは良く出来てますけどつまりは何が言いたいのか良く分かりませんでしたね。
三部作らしいけど、続編は無いでしょう。
敵味方も分かりにくいし、展開が雑過ぎるし。
途中の結婚の件も適当過ぎでしょう。
暇つぶしに観ても良いけど、後味は宜しく無いのでご注意を。
