このレビューはネタバレを含みます
ネルソン・マンデラの半生を描いた伝記映画。
マンデラについては知らない事が多かったので、知れて良かったです。
女好きな一面だったり、武装闘争を始めたり。
どちらかと言うと、キング牧師みたいな人だと思ってたら、意外とマルコムXに近い人だったんですね。
まぁ、後半になると、またキング牧師に接近するわけですけど、今度は妻が過激派になってしまったりと、何とも波乱万丈な人生。
温和な顔の裏には想像を絶する苦しみがあったと思いますが、それでも政府側の提案を尽く一蹴する信念には凄みを感じさせました。
欲を言えば、彼が大統領になった後の功績、融和政策についても言及して欲しいところでしたが、この辺は他作品でカバーするしかないですね。