クリーム

バウンドのクリームのレビュー・感想・評価

バウンド(1996年製作の映画)
4.0
ジーナ·ガーションがめちゃくちゃ格好くて、ジェニファー·テリーは艶かしい。女性2人で、マフィアに立ち向かう、スリリングなストーリー。ウォシャウスキー姉妹の監督デビュー作。目新しい内容ではないが、好きな作品です。
出所したばかりでマフィアの下請けで働く女コーキーが、組織の情婦ヴァイオレットと恋仲になり、マフィアの金を奪うことを計画、互いの信頼に揺れながらも大金を狙うクライム・サスペンス。



ネタバレ↓



盗みのプロのコーキーが計画をして、シーザーの情婦ヴァイオレットが演技力を駆使して騙す。 シーザーがシャワーを浴びている間、ヴァイオレットは、ボスの為のワインを買いに出る。その間にコーキーが部屋に忍び込み、金を盗んでくるという作戦。
で、罪はボスの息子ジョニーに擦り付けて、ボスに渡す金を失くし、報復を恐れたシーザーが逃げる予定だった。
が、シーザーはジョニーが嫌いで、仕返ししようとして、結果、ジョニーもボスも殺してしまった。
シーザーは、2人の計画に気付いて、脅すも反撃したヴァイオレットがシーザーを撃ち殺す。大ボスのミッキーは姿を消したシーザーが金を持って逃げたと思い、シーザーを探す事にします。
自由の身になった2人は、新しい地へと旅立つ。めでたし、めでたし。

ビアンものの中でもかなり格好いいキャラのコーキー。私の中で、ドラマ「Lの世界」のシェーン(キャサリン·メーニッヒ)が断トツ1位なのだが、その次がこのコーキー。その姿を観れるだけで、満足なのですが、中身も面白い。
到底敵わないマフィア相手に女性2人が奮闘するなんて、それだけでワクワク。しかもちょっと裏切りそうな2人。特にヴァイオレットは信用ならない。だけど、途中から騙しの本領を発揮して、一途に貫く姿が素敵です。
ハッピーエンドで終わるのもこの映画の場合は、爽快で気持ち良い。何回も観てるけど、好きな作品です。
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