いかすみ

ジャージー・ボーイズのいかすみのネタバレレビュー・内容・結末

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます


絶対聞いたことある曲が流れてくるから観て、と言われて鑑賞。

ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」もフォーシーズンズもフランキー・ヴァリも全く知らなかった。

途中まで、まぁ観れるけど特に盛り上がりもなく「やっぱ本人たち知らないと楽しめないか」「なんでこのエピソード入れたんだろう」「ボヘミアンラプソディのが良かった」とか思いながら見続けた。

耳に残るいい曲やけど、結局知ってる歌出て来んなぁ…と思ったら。
あの悲劇的なシーンで、まさかのあの曲。
運動会で聞いたことあるー!!ってなった。

あまりにも明るい楽しい印象の曲だったから、ストーリーとのギャップに思わず感極まった。

そして4人の再集合のシーンからエンドロールにかけてのシーン。
これもめちゃくちゃかっこよかった。

「有名な4人の映画」じゃなくて「4人が有名になる映画」として、4人の視点に立って見れたのがよかったのかも。

後から振り返ると、ラストシーンの4人それぞれの独白をきくと、4人の背景を描くものとして全てのシーンが必要だった。

トミーの借金がきっかけで4人は離れてしまったけど、トミーがいなきゃこのグループはできてなかった。
ラストシーン、街灯の下で歌ってる4人の姿、とても素敵だったなぁ。

良い映画でした。

■好きなシーン
①ニックとフランキーが教会に忍び込んで歌ってたシーン
②ボブ加入の際、4人でcry for meを合わせたシーン
③「君の瞳に恋してる」からラストにかけてのシーン
いかすみ

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