このレビューはネタバレを含みます
絶対聞いたことある曲が流れてくるから観て、と言われて鑑賞。
ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」もフォーシーズンズもフランキー・ヴァリも全く知らなかった。
途中まで、まぁ観れるけど特に盛り上がりもなく「やっぱ本人たち知らないと楽しめないか」「なんでこのエピソード入れたんだろう」「ボヘミアンラプソディのが良かった」とか思いながら見続けた。
耳に残るいい曲やけど、結局知ってる歌出て来んなぁ…と思ったら。
あの悲劇的なシーンで、まさかのあの曲。
運動会で聞いたことあるー!!ってなった。
あまりにも明るい楽しい印象の曲だったから、ストーリーとのギャップに思わず感極まった。
そして4人の再集合のシーンからエンドロールにかけてのシーン。
これもめちゃくちゃかっこよかった。
「有名な4人の映画」じゃなくて「4人が有名になる映画」として、4人の視点に立って見れたのがよかったのかも。
後から振り返ると、ラストシーンの4人それぞれの独白をきくと、4人の背景を描くものとして全てのシーンが必要だった。
トミーの借金がきっかけで4人は離れてしまったけど、トミーがいなきゃこのグループはできてなかった。
ラストシーン、街灯の下で歌ってる4人の姿、とても素敵だったなぁ。
良い映画でした。
■好きなシーン
①ニックとフランキーが教会に忍び込んで歌ってたシーン
②ボブ加入の際、4人でcry for meを合わせたシーン
③「君の瞳に恋してる」からラストにかけてのシーン