だすぷーちん

カリフォルニア・ダウンのだすぷーちんのレビュー・感想・評価

カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)
3.5
カリフォルニア州サンアンドレアス断層を引き裂くマグニチュード9.6の大地震。ぐずぐずに潰れかけたサンフランシスコに取り残された娘を助けるために脳筋ぱっぱが大奮戦、酷い目に遭う!

   ※ ※

これは、予定調和という言葉が何よりハマる、ディザスター映画の傑作!

ぱっぱ:アフガン帰還兵だったらしい。今は、LAの消防局員。普段はレスキューヘリを漕いでいるらしい。小型ヒコーキも、クルーザーも楽勝で操縦できる。

気合いを入れれば、ニュータイプ専用モビルスーツも乗りこなせそう。リック・ドムの12機ぐらいなら殲滅には3分もかかるまい。でも脳筋、いい意味でな。

ままん:ぱっぱとは別居中、それはとある哀しい出来事が二人の心をすれ違わせてしまったため。
でも、ちゃっかり前澤友作似のリッチマンのシン彼とつきあっている。

ぶれーく:大切な一人娘、ままんのリッチマン彼氏の持つビルにいるところを大地震に襲われ大変な目に遭う。

だにえーる:前澤友作似のリッチマン。ままんのシン彼。ぶれーくを見捨てて1人逃走をはかるクソ男。さて、コイツに、天罰がくだるかどうかは見てのお楽しみ。

そういうわけで、天下無双な脳筋ぱっぱが、ままんとぶれーくを助けるために、100万馬力を発揮する壮絶なムービーなのでした。

当然、予定調和な巨大地割れに、虫のように無惨にも命を奪われる街中の人達、大火事・大津波にぶち壊れる建物といった特撮シーンは素晴らしいかぎりです。

そして、なーんも考えずに、ひゃあひゃあ言いながら映画をみおわったら、現代風アレンジがすごくいけてる懐かしの「キャリフォルニア・ドリーミン」がエンディングテーマで流れやがります。ここは最後までなかなかなか気が抜けません。実はここが一番良かったりします。

 週末のデートムービーにどぞー。
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