きゃん

リトルプリンス 星の王子さまと私のきゃんのレビュー・感想・評価

3.9
小説「星の王子さま」の世界観を基にしたファンタジーアニメ。ちいさな星からやってきたちいさな王子と出会った飛行士のその後の物語と、9歳の少女との出会いが描かれている。母親に人生設計押し付けられ、友達も作らず一生懸命勉強に励んでいた少女が、隣家の老人と親しくなり、誰にも話したことがない特別な話をしてもらうことで交流を深めていく・・・

今まで母親の言いつけ通りにロボットのように生活をしてきた少女。そんな少女が老人との交流や「星の王子様」の話を通して子どもとしての本来の姿を取り戻す。子どもには好奇心と天真爛漫さが必要だなと思った。
おじいさんの家から飛行機を飛ばすカラクリが遊び心満載で素敵だった。

「大切なものは目に見えない。心で見えるものが本当に大切なもの。」
子ども時代の大切な思い出は大人になっても覚えている。逆に大人になっても覚えていることは大切な思い出。中学時代の友人と会うと毎回同じ思い出話して爆笑できる。そういう何年経っても盛り上がれる思い出をいつまでも大切にしたいなと思えた。

映画を観た帰り道、空の星を見たら笑っているように見えた気がする。と言いたかったんですが、星一つも見当たりませんでした←笑
原作の星の王子様の小説を読んだことがなかったので読んでみたいと思った。
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