まりん

夜に生きるのまりんのネタバレレビュー・内容・結末

夜に生きる(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

も~う、 ellefanning ちゃんに見とれちゃいます。
常日頃から、天使のようだ・・と思っていましたが、無邪気なお嬢様姿も素敵でしたが、騙され傷付けられ、己の受けた悲劇を試練と言い換え、それを武器に倫理武装して民衆を扇動する姿は強く慈悲深い聖母のようでした。
そうしていないと心が揺らいで倒れてしまうから・・でしょうね。傷付いた父の姿に更に追い詰められたのでしょうね‥可哀想に・・
そんな美しく脆い女性を素晴らしく演じているのです。
父親役が chriscooper と言うのも個人的に凄く嬉しい♪

彼女には手を出せない・・と言う気持ちになるの分かります。

でも、ラストのエマも、あれは演技よね‥わざと蓮っ葉に見せて、後腐れを捨てさせるための最後の思いやりだと思う。

ジョーは育ちは良いし、後ろ盾が有るし、ふてぶてしいし、強運の持ち主。
姿は出て来ないのに存在だけずっと匂わされていた兄の存在が、最後にホッと和ませましたね。
まりん

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