色鮮やかで美しく、どこか淡々と進められるお伽噺は、つい話ごとに引き込まれ、いつの間にか夢中になるのに十分な魅力に溢れていた。
鮮やかに彩られる背景と、対象的な影絵のような人物。
まず、そこに目を奪われるが、やがてそれが、語られるストーリーと見事に調和して、魅力を生み出していた。
ストーリーは、寓話的な物で、真新しさには幾らか欠けたかも知れないが、十分に楽しめるもので、どの話も記憶に残った。
続きを、この監督の別の作品を、観ていこうと思いました。
面白かったです。
私には良い作品でした。
DVDにて。2021/03/13