このレビューはネタバレを含みます
ネットで語り継がれる都市伝説のレジェンド、"くねくね"。
観たものの精神を侵す力をそのままに、やっすい予算で映画化したのが今作です。
こんなんあの"くねくね"だと期待して観たら、頭おかしなるで。
感想は「コレは酷い」の一言に尽きる。ホラー映画として全然怖くないし、かといってストーリーも光るところがある訳でもない。
てか、前提としてまず誰もクネクネしてないし。人間の関節可動域の範囲内でしか身体を捻って無いし、役者さんが頑張ってその姿勢を保ってるからか、よく観ると微妙に死体が動いちゃってたり、息しちゃってたりするし。
クネクネと言うより、ネジネジだよコレ。
おもんない映画は粗ばっか探してしまう。
短い尺の中に色々詰め込んだのはいいが、どれもコレも消化不良。観てて50分の映画で休憩を2度も挟んでしまった。一気見は精神に異常をきたす。
一応、クネクネに襲われて死んだ者はゾンビみたいに生き返るって設定とかは割と好きです。あと主題歌も割と良かったです。
この映画は記憶の奥底に置いといて、何年か経ってから、田んぼに放してやるのが一番だ……。