liam

ジゴロ・イン・ニューヨークのliamのレビュー・感想・評価

3.5

監督、主演は「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」のジョン・タトゥーロ。出演は「ブルージャスミン」のウディ・アレン、「カフェ・ド・フロール」のヴァネッサ・パラディ、「大統領の執事の涙」のリーヴ・シュレイバー、「ラヴレース」のシャロン・ストーンなど。

不況で店の経営に頭を悩ませていたブルックリンの本屋店主(ウディ・アレン)は、花屋を営む友人(ジョン・タートゥーロ)をジゴロにして男娼(だんしょう)ビジネスで金を稼ぐことを思い付く。早速友人を説得し開業すると、クールで男前なジゴロは裕福な女性たちにモテモテ。商売は繁盛するが、ジゴロがある未亡人(ヴァネッサ・パラディ)に恋をしてしまい。

このようなオシャレコメディは合わないかなと思っていたが結構楽しめた。
音楽や綺麗な映像、それに小さななギャグでストーリーに色をつけている。

凄い面白い話ではないが、オシャレでゆっくりと観ていられるので心が安らぐかも。笑

フィオラヴァンテは必ずしもイケメンという訳ではない。ただ大人の雰囲気やそれとない心遣いが、異性に惹かれる理由なのだろう。
彼のただ優しく愛する様子がこの映画の中でかなり印象に残った。

終わり方も切ないながらスッキリする形で、非常に気持ちが良かった。
傑作という訳ではないが良い作品だった。

オシャレなコメディ映画。
liam

liam