始まって30分くらいまではありふれた青春ドラマが続き、割と退屈かな?なんて思い始めていたら戦争が勃発。
第三次世界大戦とな。
それまでの青春映画が一転してサバイバル劇が始まります。
自分勝手だった主人公が命の危機や死に直面し、それを乗り越えることで人間的に成長してゆく。
サバイバル劇はいまいち過酷さや緊張感に欠ける気がしないでもないし、言うほど絶体絶命な状況でもないのでそこは少し物足りない。
前半のドラマ部分と、その対比となる過酷なサバイバル劇のバランスが悪いのかなー?
主人公の心の成長がわかる過程をもうちょっとじっくり見たかった。
最初と最後に繰り返される指を舐めるシーンが印象的。
ラスト余韻も相まって、「わたしは生きていける」って凄くいいタイトルだな。思いました。