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ジョン・ウィックのjuntakのネタバレレビュー・内容・結末

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

友人に勧められて観たが、僕はハマらなかった。その際ジョン・ウィックが何者なのか聞いてしまっていた事は大きい。やはり映画は何の予備知識もなく観たい。この映画で一番面白いのはそこだから。
それ以外は盛り上がりに欠ける。
復讐すべき相手は、ただの傍若無人な大して強くもないボンボンで、悪役として魅力がない。主人公の一番の哀しみは、人間らしい生活へと導いてくれた奥さんの病死だから、その忘れ形見の犬を殺された事で復讐の鬼となるという設定も弱い。そもそも、再トレーニングもしないであれだけ敵なしなのに、そしていつ誰かに復讐されてもおかしくない過去を持っているのに、あんなチンピラの夜襲であっけなくやられちゃうジョン・ウィックってどうなんだ?
その名前を聞いただけでビビるような設定なのに、戦いが始まったら敵もなんか普通に挑発してくるし。
暗殺者の集まるホテルもその設定が活かしきれてない。
残念な映画だった。
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