何らかの事情で親元で過ごすことができない子供達用の児童保護施設が舞台。
この映画が描く世界がリアルなのかは分かりませんが、ブリー・ラーソン演じるスタッフのグレースは、子供との接し方、距離の取り方と縮め方が「こういう人いそう」というリアリティを感じさせる流石の演技でした。
(途中であり得ないと思われる大胆な行動もとりますが)
子供だけではなく、グレースをはじめとしたスタッフ達も、また何らかの過去や事情を抱えており、一人一人の生い立ちに興味深い。特にラミ・マレック演じる新米スタッフの過去が気になる。
個人的には、コメディドラマ「ブルックリン99 」で辛辣なローザを演じているステファニー・ベアトリスが出演していたのもテンション上がりました。
終わり方が好き。