彦次郎

6才のボクが、大人になるまで。の彦次郎のレビュー・感想・評価

4.1
12年にわたる一家の歴史を描いたドラマ。同じ俳優が12年演じているというところがシンプルながらも偉業。ベタなナレーションや説明もなく、極端な大事件もなくお子様が青年になっていく過程は観る年代によって印象は違くとも感慨深いものがあると思います。
メイスンシニアの愛情の示しっぷりが素敵ですが、離婚しまくる母親の存在感がリアル中年太りと重なって重石のようにあります。終盤の息子と会話での号泣は時の流れに対して恐怖すら抱けます。
彦次郎

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