小学生役の浜辺美波は、限りなく天使に近い生き物なわけで
作品自体は低予算なのにチープさも少なく、しっかりSF。
ただ、ほぼシュタインズゲートなんだけどね。
浜辺美波が目的で鑑賞。
もともとこの作品の存在は知っていたが、
青山シアターぐらいでしか配信してなかったので保留していました。
(パッケージメディアでも無かったので。※映画はブラウザで見たくない派)
そんな中、ありがたいことにNetflixで配信開始されました。
(更にありがたいことに他にも若手映画作家育成プロジェクトの多くが登録されてる)
早速鑑賞。
とある出来事をきっかけに自分の周りの人間の中身が変わってしまう。
別の世界線に移ってしまった感じです。(中身的にはαとβぐらい違います。)
世にも奇妙な物語的な少し恐い短編でした。
既視感はあります。
世界線ごとの特徴の出し方は面白いのと、
今まで当たり前にいた人たちが、姿は同じでも中身が変わる恐怖はうまく描けている。
小林泰三という作家の「酔歩する男」という短編がある。
世界の理から弾かれてしまった男の話である。
なんだか、それを思い出した。
本作もまた世界の理から弾かれてしまった男の子の話。
絶望と希望が繰り返されるであろう彼らの先が気になる好きな終わり方。