最近妙に勢いのある韓国ホラー。オムニバス形式を見る機会があまりなかったけど、挑戦状を叩きつけられたので受けてみました。
結果。
なかなか面白かった(笑)
普段オムニバスは好んで観ないけど、4話とも個性的でそれぞれ変化に富んだ面白い内容だった。
人は得体の知れないモノに恐怖を感じる。恐怖が頂点に達すると、本能的に身体が動かなくなったり声が出せなくなる。だから逃げられないし助けてもらえない。
これは全くもって本末転倒だけど、その心理を最大限に利用している最初の話が怖い。
幼い姉弟は気丈にも逃げていたけど、もし自分がと置き換えたら息を呑んで動けないだろう。
のっけからパンチを喰らった感じ(笑)
キムチの話は、韓流ドラマをそのまんま持ってきたのには笑った。そのドロドロさ加減はある意味ホラーみたいなものだけどね(笑)
ゾンビ 好きには、最終話がなかなかどうしてツボでした。狭い場所でのシチュエーションゾンビ は観たことがなくて新鮮だった。短編だから出来るんだなと新たな発見が!
とは言え、全話に共通しているのは本当に怖いのは人間なんだよ、が主でホラーは補助的な手法で使われているという印象が強く、何となく物足りない。
他にも場面転換や繋ぎに夢オチが多用され、折角盛り上がった緊迫感が台無しに。
どこかで見たような演出、デジャヴ感が否めない。
日本と一番違うと感じたのは、見えないモノを想像してゾクリとする感覚。それがイマイチだったかな。
女子高生の監禁。黒幕は絶対に英語の先生だと思った。だって怪しすぎるでしょーあの人(笑)