アラバマ州、テネシー川のほとりにある音楽スタジオ「マッスル・ショールズ」。「あの場所には何かがある」とミュージシャンたちに言われるほど、ここで録音したサウンドは名曲揃いとなっている。
パーシー・スレッジ、ウィルソン・ピケット、アレサ・フランクリン、エッタ・ジェイムズ、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、ジミー・クリフ、デュアン・オールマン、サイモン&ガーファンクルetc.
スタジオ創設者のリック・ホールをはじめ、キース&ミック、ボノ、アレサなど豪華ミュージシャンのインタビューや当時の映像が観られる。
黒人差別が当たり前だった時代、黒人と白人混合で演奏したことは歴史的にも意義がある。
「建物だけを考えれば小さなスタジオだ
でもその中身を考えると立派な帝国だ
人種も宗教も民族も超える今までにない国家さ」
とボノが言ってた。
私のストーンズで好きな曲「ワイルド・ホース」「ブラウンシュガー」が収録されたのもここ。ヘレン・ケラーが「ウォーター」って言ったのもこの辺らしい。聖地って言葉がピッタリだった。
