Ryota

マダム・イン・ニューヨークのRyotaのレビュー・感想・評価

3.8
迷わずに、自信を持って、決然と!

最後に、社会学の岸さんが言ってたことをなんとなく思い出した。「性差を否定するときに、いつも男性は責任を負わなくてもいい方へ、女性はいつももっと責任を負わされる方へ動かされる」と。やっぱり、表現には何か時代ごとの主張があって、ただその時にカウンターナラティブ的な性質がずっと効果的であるのかと考えると疑問でもある(ここでいえば、女性の権利主張の流れを、岸さんのいうように「自由意志を持つ女性!」という風に言い続けることが、今は必要だったとしてもずっとそうなのかという疑問)。
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